レイカーズは敵地SFで決着できず3勝2敗 勝負は第6戦へ 八村は4得点

2023年05月11日 13:33

バスケット

レイカーズは敵地SFで決着できず3勝2敗 勝負は第6戦へ 八村は4得点
ウォリアーズのルーニーをかわしてゴール下でシュートに持ち込むレイカーズの八村(AP) Photo By AP
 西の第7シードで今ポストシーズンを迎えているレイカーズは10日、敵地サンフランシスコで昨季の王者で第6シードのウォリアーズと準決勝シリーズの第5戦を迎えたが、106ー121(前半59―70)で敗れて3勝2敗。最大18点差をつけられ、第7シードとして1987年のスーパーソニックス(現サンダー)以来、2チーム目となる西地区決勝進出を決めることはできなかった。
 この日にオールNBAのサードチームに選出されたレブロン・ジェームズ(38)が25得点と9リバウンド、アンソニー・デービス(30)は23得点と9リバウンドを稼いだが、第4戦の第4Qに自身の全15得点を記録して大活躍したロニー・ウォーカー4世(24)は28分の出場で4得点にとどまった。

 八村塁(25)は10―19だった第1Qの6分25秒からコートに登場。前半ではプルアップでのジャンプシュートと、バックドア・ターンを織りまぜたドライブで4得点を記録した。第3Qに入ると70―85だった6分26秒から再登場したが、左コーナーから放った3点シュートを失敗するなど結局、後半は無得点。第5戦では21分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は3本中2本(3点シュートは1本失敗)で4得点と2リバウンド、1アシスト、1スティールという内容だったが出場時間帯のチームスコアはプラス7だった。。

 ウォリアーズではステフィン・カリー(35)が27得点、アンドリュー・ウィギンス(28)が25得点、ドレイモンド・グリーン(33)が20得点と10リバウンドをマークするなど先発陣が奮起して崖っ縁で踏みとどまった。

 NBAのプレーオフで1勝3敗からのシリーズ逆転は過去13回。ウォリアーズは2016年の西地区決勝(対サンダー)で●○●●○○○として達成しているが、このあとのファイナル(対キャバリアーズ)では○○●○●●●と3勝1敗から逆転されている。

 なおこのカードの第6戦は12日にレイカーズの地元ロサンゼルスで行われるが、レイカーズは3月26日のブルズ戦で108ー118で敗れて以来、ホームではレギュラーシーズン、プレーイン・トーナメント、プレーオフを併せて8連勝を飾っている。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場5分35秒=2得点)
(1)8分30秒・右サイドから正面に回り込んでプルアップからジャンプシュート=○
 ▼第2Q(出場7分35秒=2得点)
(2)8分58秒・左サイドからのドライブ。バックドアターンからゴール下=○
 ▼第3Q(出場5分34秒=無得点)
(3)7分42秒・左コーナーから3点シュート=×
 ▼第4Q(出場2分7秒=シュート機会なし)

 <地区第7シードの準決勝成績>
 ▼1987年=○スーパーソニックス(4勝2敗=第6シード・ロケッツ)
 ▼1989年=●ウォリアーズ(1勝4敗=第3シード・サンズ)
 ▼1991年=●ウォリアーズ(1勝4敗=第3シード・レイカーズ)
 ▼1998年=●ニックス(1勝4敗=第3シード・ペイサーズ)
 ▼2010年=●スパーズ(0勝4敗=第3シード・サンズ)
 ▼2023年=?レイカーズ(3勝2敗=第6シード・ウォリアーズ)

 <レイカーズ今季の対ウォリアーズ=通算6勝3敗>
 ☆レギュラーシーズン
 ▼22年10月18日=●109―123
 ▼23年2月11日=○109―103
 ▼23年2月23日=○*124―111
 ▼23年3月5日=○*113―105
 ☆プレーオフ西地区準決勝
 ▼23年5月2日=○117―112
 ▼23年5月4日=●100―127
 ▼23年5月6日=○*127―97
 ▼23年5月8日=○*104―101
 ▼23年5月10日=●106―121
 *はロサンゼルスでの試合

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