今季のオールNBAが決定 MVPのエンビードが初めてファーストチームで選出

2023年05月11日 09:44

バスケット

今季のオールNBAが決定 MVPのエンビードが初めてファーストチームで選出
MVPに続いてオールNBAのファーストチームにも選出された76ersのエンビード(AP) Photo By AP
 今季の「オールNBA」が10日に発表され、ファーストチームのセンターには初めてシーズンMVPに輝いた76ersのジョエル・エンビード(29)が選出された。同選手は過去2年連続でセカンドチームだったが初めてファーストでの受賞。フォワードはジェイソン・テータム(25=セルティクス)とヤニス・アデトクンボ(28=バックス)、ガードはルカ・ドンチッチ(24=マーベリクス)とシェイ・ギルジャスアレクザンダー(24=サンダー)となった。
 100人の投票で“満票”はアデトクンボだけで、エンビードは87票、テータムは92票、ドンチッチは60票、ギルジャスアレクザンダーは63票だった。

 セカンドチームはニコラ・ヨキッチ(28=ナゲッツ)、ジミー・バトラー(33=ヒート)、ジェイレン・ブラウン(26=セルティクス)、ステフィン・カリー(35=ウォリアーズ)、ドノバン・ミッチェル(26=キャバリアーズ)の5人。サードチームはドマンタス・サボニス(27=キングス)、レブロン・ジェームズ(38=レイカーズ)、ジュリアス・ランドル(28=ニックス)、ディアーロン・フォックス(25=キングス)、デイミアン・リラード(32=トレイルブレイザーズ)の5人で、今季の得点ランキング上位10人の中でどのチームにも選出されなかったのは、8位のケビン・デュラント(34)だけだった。

 ジェームズはファースト(13回)、セカンド(3回)、サード(3回)で通算19回目の選出。これは受賞回数で歴代2位となっているコービー・ブライアント(元レイカーズ)、カリーム・アブドルジャバー(元レイカーズほか)、ティム・ダンカン(元スパーズ)の15回を4回上回っている。

 NBAでは1989年からファーストからサードまで3つのオールNBAをセンター1人、フォワード2人、ガード2人で選出。1956年から88年まではセカンドまでの選考で、1947年から55年まではポジションに関係なくセカンドまでだった。

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