十両2場所目の落合「12勝したい」目指すは師匠・白鵬と同じ道 新十両場所で得た学びも明かした

2023年05月11日 16:42

相撲

十両2場所目の落合「12勝したい」目指すは師匠・白鵬と同じ道 新十両場所で得た学びも明かした
ぶつかり稽古で向中野(左)に胸を出す落合(中央)。右は北青鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の十両・落合(19)が11日、東京都墨田区の宮城野部屋で夏場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けての稽古を行った。この日は相撲は取らず、基礎運動や下半身のトレーニングで汗を流した。
 昭和以降初となる所要1場所での新十両昇進を果たした春場所でいきなり10勝5敗の好成績。それでも終盤で3連敗を喫するなど苦い経験もした。「10日目あたりから体の疲れを感じて、15日間取り切るのは大変なことなんだと改めて感じたました」。デビュー2場所目にして初めて経験した15日間の戦い。「勝ってうれしかったり負けて悔しかったり、気持ちの変化が大きかった。一日一日の切り替えが大事だと思った」。多くの関取が口にする「一日一番集中」という言葉の意味を肌で感じ、19歳ながら大きな学びを得たことを明かした。

 春場所後、4月末までの平日は相撲教習所に通った。相撲未経験者もいる新弟子たちの中に白まわしの関取が1人混じって一緒に稽古。あまり十分な稽古量ではなかったが「しっかりやることをやってトレーニングもしてきた。自分のできることをやって一日一番に集中して戦う」と気持ちを高めた。

 十両2場所目となる夏場所は、番付を大きく上げて西十両8枚目で臨む。「先場所10番勝ったのでそれ以上を」と意気込んだ。師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)は十両2場所目だった04年春場所で12勝を挙げて十両優勝を飾り、翌場所で新入幕を果たした。くしくも当時の白鵬の番付は夏場所の落合と全く同じ西十両8枚目だった。十両昇進時から師匠に「2場所で(十両を)通過しろ」と“指令”を受けていたという令和の怪物。「自分も2場所目は12勝したいという思いは強いです。明確に12勝を目標に頑張ります」。憧れの師匠と同じ道を歩むことを誓った。

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