元ナゲッツのカーメロ・アンソニーが引退 五輪4回出場 ニックス時代には得点王

2023年05月23日 08:30

バスケット

元ナゲッツのカーメロ・アンソニーが引退 五輪4回出場 ニックス時代には得点王
2007年、ナゲッツ時代のアンソニー(AP) Photo By AP
 バスケットボール男子の米国代表として五輪に4回出場し、ニックス時代の2012年シーズンにNBAの得点王となったカーメロ・アンソニー(38)が22日、「私に誇りと人生の目的を与えてくれたゲームに別れを告げるときがきた」とするビデオ・メッセージを公開。正式に現役引退を発表した。
 アンソニーはシラキュース大(ニューヨーク州)時代の2003年、NCAAトーナメント(全米大学選手権)で優勝して最優秀選手に選出され、同年のドラフト全体3番目(トップ指名はレブロン・ジェームズ)でナゲッツに指名されてNBA入り。NBAではニックス、トレイルブレイザーズ、サンダー、ロケッツ、レイカーズの5チームで通算1260試合に出場し、歴代9位の2万9289得点(平均22・5得点)をマークしていた。

 しかしプレーオフではナゲッツ時代の2009年に西地区決勝まで進出したものの、レイカーズに2勝4敗。最後までファイナル出場は果たせなかった。

 五輪には2004年のアテネ大会(3位)から2016年のリオデジャネイロ大会まで4大会連続で出場。五輪通算31試合出場は米国代表選手としては最多で、2012年ロンドン大会のナイジェリア戦でマークした37得点は米国代表の最多記録となっている。NBAでの球宴選出は10回。昨季はレイカーズで69試合に出場していたが、今季はどのチームにも在籍しておらず、2022年4月5日のサンズ戦(24分で10得点)が現役最後の試合となった。
 

おすすめテーマ

2023年05月23日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム