藤井氏「レベルが上がるほどいいパフォーマンス」新人の長田&木田を高評価 ラグビー日本代表発表

2023年05月24日 14:48

ラグビー

藤井氏「レベルが上がるほどいいパフォーマンス」新人の長田&木田を高評価 ラグビー日本代表発表
ラグビー日本代表の選考理由などを説明した藤井雄一郎ナショナルチームディレクター
 日本ラグビー協会は24日、9月8日に開幕するW杯フランス大会を控える日本代表と日本代表候補の合宿(6月、千葉県浦安市)参加メンバー計46人を発表。男子15人制の藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(NTD)がオンラインで取材に応じ、「(リーグワンでは)常に高いレベルの試合をみんなが経験できた。今からは代表レベルに上げる作業に入る」と語った。
 46人の内訳は正規の日本代表が36人、日本代表候補が10人で、ノンキャップの選手も11人が選ばれた。W杯本番まで3カ月強、実戦は6試合と限られる中で異例の選出となったが、藤井NTDは「若い選手も含めて、一貫していいパフォーマンスだった選手を選んだ」と説明した。

 中でも実質的にリーグワン1季目だった新人賞のCTB長田智希(埼玉)、通算16トライを挙げたWTB木田晴斗(東京ベイ)、チームでは主にNo・8で活躍したプロップのシオネ・ハラシリ(横浜)らは、1年間のパフォーマンスだけで代表入りを果たしたことになる。藤井氏も決勝でも活躍した長田と木田について「レベルが上がれば上がるほどいいパフォーマンスを出した。そこは期待を込めている」と評価した。

 19年W杯経験者も17人が含まれ、若手、中堅、ベテランとバランスが取れた46人が目指すのは、33人のW杯最終登録メンバー。前回大会を超える4強入りを目指すひのき舞台に向けて、激しい代表争いの号砲が鳴る。

おすすめテーマ

2023年05月24日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム