大関獲りの豊昇龍「勝ち取りたい」叔父・朝青龍とモンゴルで“対戦”して芽生えた思いとは…

2023年06月27日 21:22

相撲

大関獲りの豊昇龍「勝ち取りたい」叔父・朝青龍とモンゴルで“対戦”して芽生えた思いとは…
大関獲りに挑む名古屋場所への意気込みを語る豊昇龍(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・豊昇龍(24=立浪部屋)が27日、名古屋市内で行われた力士会後に報道陣の取材に応じた。
 直近2場所合計で21勝を挙げており、名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)では大関獲りに挑む。「入門する前からずっと“凄いな”“そこまでいけるかな?”と思っていた」という地位を視界に捉え「今までやってきたことをしっかりやって、いつも通り自分の相撲を取りたい。しっかり勝ち取りたい」と気持ちを高めた。

 負けず嫌いな性格の24歳。同じく大関獲りに挑む関脇の大栄翔(29=追手風部屋)と若元春(29=荒汐部屋)よりも「先に負けちゃいけない」と対抗心をのぞかせた。それでも、大関獲り成功へのカギは「意識しないこと」だという。「意識したら体が硬くなるので、なるべくいつも通りの自分でいきたい」と平常心で臨むことを誓った。

 夏場所後の6月上旬、4年半ぶりにモンゴルへ里帰り。故郷の星空に癒やされたり、バギー(全地形対応車)で山を登ったりしてリフレッシュした。また、叔父の元横綱・朝青龍(42)と相撲を取るように組み合って技の練習もしたという。「力が強くてびっくりした。40歳超えているのにこんな力あるんだと(笑)。やっぱりさすが横綱だなと思いました」と笑顔を見せた。それと同時に「子供の時から憧れの人だったので、同じところ(番付)までは行けないかもしれないけど近づきたい」と上の番付への思いを強めた。

おすすめテーマ

2023年06月27日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム