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加藤未唯組 女子ダブルス3回戦で敗退 「常に劣勢だった。悔しい」

2023年07月12日 04:31

テニス

加藤未唯組 女子ダブルス3回戦で敗退 「常に劣勢だった。悔しい」
加藤未唯 Photo By スポニチ
 【テニス・ウィンブルドン選手権第8日 ( 2023年7月10日    オールイングランド・クラブ )】 女子ダブルス3回戦は全仏オープンで失格になった第13シードの加藤未唯(ザイマックス)アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組が謝淑薇(シャ・シュクビ、台湾)バルボラ・ストリコバ(チェコ)組に5―7、6―7で敗れた。混合ダブルスは第8シードの柴原瑛菜(橋本総業)ジャンジュリエン・ロジェール(オランダ)組が2回戦敗退。シングルス4回戦では男子でノバク・ジョコビッチ(セルビア)、女子でエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、ベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカが勝ち上がり、ベスト8が出そろった。
 加藤は失格で物議を醸した全仏オープンと同じ3回戦で姿を消し「常に劣勢だった。悔しい」と顔をしかめた。ラリーで後れを取り、勝負どころで粘れなかった。

 第1セットは5―6からブレークを許し、第2セットはタイブレークの末に落とした。相手ペアは前衛の加藤の頭を越すロブショットを多用。後衛のスーチャディがショットを返せない場面が目立った。

 全仏では女子ダブルスの失格で失意を、混合ダブルスの初優勝で歓喜を味わった。その約1カ月後に臨んだ今大会を終えた。今後は約3カ月ぶりに日本に帰国し、英気を養う。次の4大大会は8月下旬開幕の全米オープンで「芝であれだけ動けたらハードコートならもっと動ける。伸びしろはある。強くなって帰ってきたい」と前向きに話した。

 ◆ウィンブルドン選手権はWOWOWで全日生放送。日本人選手の試合はWOWOWオンデマンドで全試合ライブ配信

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