16歳・成田「弱さ出た」8位 女子400メートル個人メドレー 同い年のマッキントッシュに約15秒差

2023年07月31日 04:30

競泳

16歳・成田「弱さ出た」8位 女子400メートル個人メドレー 同い年のマッキントッシュに約15秒差
8位に終わる成田(右)(左は優勝したマッキントッシュ)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【水泳世界選手権最終日 ( 2023年7月30日    福岡 )】 個人種目では今大会のトリを飾る女子400メートル個人メドレー決勝。16歳の成田は最初のバタフライから大きく遅れた。自己ベストから5秒以上遅れ、最下位でタッチ。優勝した同い年のマッキントッシュには約15秒、25メートル近い差をつけられた。予選は全力で泳ぎ3位通過。「予選からいったので決勝はもつかな、という不安があった。強い気持ちでついていけばよかったが、弱さが出た」と唇をかんだ。
 世界記録保持者のマッキントッシュは憧れの存在。今大会は話しかけることを目標にしていたが、決勝前の招集所で体をバシバシ叩いて気合を入れる女王の姿に圧倒された。日本代表の遠征や合宿では淑徳巣鴨高の先輩でもある池江と同部屋となる機会が多く、お風呂で一緒に歌うなど意気投合。バタフライで水をキャッチする際に手の力を抜くように助言を受けるなど技術も吸収した。「自己ベストを出したかったけど、決勝レースを経験できてうれしかった」。世界の壁にはね返された経験が来夏のパリへの糧となる。

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