スキージャンプ高梨沙羅「凄く新鮮」新体制でオフ期間強化 W杯未勝利だった昨季からの巻き返し誓う

2023年11月02日 21:44

スキー

スキージャンプ高梨沙羅「凄く新鮮」新体制でオフ期間強化 W杯未勝利だった昨季からの巻き返し誓う
スノージャパンの記者会見に出席した(左から)小林陵侑、高梨沙羅、堀島行真、長谷川帝勝、鬼塚雅 Photo By スポニチ
 全日本スキー連盟は2日、本格的なシーズン開幕を前に東京都内で「2023/2024スノージャパン記者会見」を開催。各種目の有力選手が出席し、新シーズンへの意気込みを語った。
 ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(チームROY)は昨季限りで土屋ホームを退社し、プロジャンパーとして活動する最初のシーズンとなる。「気持ちはあまり変わらない。気軽にやっている」とマイペースを強調。今季は五輪も世界選手権もないシーズンとなるが、「今季も(目の前の)W杯1勝を目指して頑張りたい」と話した。

 その小林陵とオフ期間に合同練習してきた女子の高梨沙羅(クラレ)は、「今までと体制が変わって迎えたシーズンだったが、凄く新鮮だった」と振り返る。昨季はW杯に本格的に参戦後、初の未勝利で総合でも10位に終わった。巻き返しに向けて、「色んなことを吸収しているのは間違いない。それを自分のジャンプにつなげたい」と話した。

 フリースタイルスキー・モーグル男子の堀島行真(トヨタ自動車)は、8月から2カ月間、ノルウェーで雪上トレーニングに取り組んだという。エアの練習を重点的に行ったといい、「苦手のダブルフルツイストを100本近く飛べた」と手応え。過去のシーズンはW杯3勝が最高で、「今季は16試合あるので、4勝を目指したい」と目標を掲げた。

おすすめテーマ

2023年11月02日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム