日本代表SO李承信、4分間のみ出場のW杯「悔しさしか残らなかった」4年後へと再出発

2023年11月09日 20:41

ラグビー

日本代表SO李承信、4分間のみ出場のW杯「悔しさしか残らなかった」4年後へと再出発
兵庫県の斎藤知事(右)にキックを教える李 Photo By スポニチ
 ラグビー・リーグワン神戸の日本代表SO李承信(22)が9日、4年後へと決意を新たにした。
 多くの期待を背負って臨んだW杯フランス大会は1次リーグ敗退。自身は1試合の出場にとどまり、ピッチに立ったのはサモア戦の後半36分から4分間だけだった。ほかの3試合ではメンバーから外れ、初めてのW杯はチームとしても個人としても不完全燃焼に終わった。

 「悔しさしか残らなかった大会。メンバー外も多くて、初めて味わう挫折があった」

 落ち込む時期もありながら、試合が続く中でチームが勝つことにフォーカスして戦った。だが、目標に掲げた優勝には届かず、1次リーグで戦いの幕は閉じた。帰国後、1週間のオフを経て自主トレを始め、今月2日から神戸のチーム練習に合流した。

 「4分間だけだったけど、W杯という舞台を経験できて、改めて自分のラグビーに対する取り組み方を考えることができた。それは本当に良かった」

 この日は神戸と兵庫県が締結した包括連携協定の会見に出席。今後は12月9日のリーグ開幕に向けて調整を重ねていく中で「W杯を経験して、改めて4年後への思いが強くなった。そのためには、リーグワンの1試合1試合が大事になる」と語った。

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