横綱審議委員会定例会合 大関・霧島の綱獲り、初場所で内容伴う優勝であれば推挙

2023年11月28日 04:30

相撲

横綱審議委員会定例会合 大関・霧島の綱獲り、初場所で内容伴う優勝であれば推挙
自身の優勝を報じる本紙を手に笑顔の霧島(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 横綱審議委員会が27日、東京・両国国技館で定例会合を開き、腰痛で3場所連続休場の横綱・照ノ富士について各委員から来年1月の初場所の出場を期待する声が集まった。
 その一方で休場した場合は声明を出すなどの何らかのアクションを起こすことも申し合わせたという。横審の規定では「激励」「注意」「引退勧告」などを行えると定められているが、山内昌之委員長(東大名誉教授)は「現時点ではそこまで(踏み切るか)決まっていない」とした。また大関・霧島の綱獲りに関しては、初場所で内容が伴う優勝であれば推挙する方針を明かした。


 《山内委員長が豊昇龍に苦言》 横審の山内委員長は、九州場所で立ち合いの遅さが問題視された大関・豊昇龍に苦言を呈した。「あそこまでの立ち合いというのは見たことがない。はっきり言って見苦しい。誠に残念なこと」と痛烈に批判した。5日目の豪ノ山戦。豊昇龍は相手が右手をついて待ち構える中で一向に手を下ろさず、取組後に審判部から注意を受けた。山内委員長は「協会幹部の指導、何よりも部屋の親方からの指導が期待される。こういう声が強く上がった」と注文を付けた。

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