馬場咲希は58位で決勝ラウンドへ「失うものはない」米女子ゴルフツアー最終予選会

2023年12月05日 15:43

ゴルフ

【米女子ゴルフツアー　最終予選会第4日（ 2023年12月4日アラバマ州　マグノリアグローブGCクロッシングC＝6664ヤード、パー72、フォールズC＝6643ヤード、パー71 ）】 47位から出た馬場咲希（18＝代々木高3年）はフォールズCを4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算4アンダーで58位となり、65位までの決勝ラウンドへ進んだ。吉田優利（23＝エプソン）がクロッシングCで65をマークし、同コースを66で回った西郷真央（22＝島津製作所）と並び、通算18アンダーで2位につけた。首位とは3打差。計6ラウンドを戦い、45位までが来季の出場資格を得る。

　馬場は粘りを見せ、71にまとめて予選をクリアした。「何とか持ちこたえて最後までできて良かった」とホッとした表情を浮かべた。

　16番パー4でラフからの第2打がフライヤーし、レッドペナルティーエリアにつかまって4オン2パットで痛恨のダブルボギーを叩く。予選落ちの危機も続く17番で3メートルに寄せてバーディーを奪うと、最終18番では2度バンカーにつかまりながらも2メートルを沈めてパーをセーブした。「今日は始めの方から、少し思い通りにいかないショットが多い、耐えて耐えての1日。最後のパットはけっこう緊張したけど入れられてよかったです」と振り返った。

　58位から上位浮上を期す残り36ホールへ、18歳は「あと2日は失うものはないと思うので、思いっきり悔いがないように頑張りたい」と力を込めた。