日本勢初快挙のサーフィン松岡亜音が凱旋帰国「光栄だしうれしい」勢いに乗りパリ五輪代表入りの第一関門へ
2023年12月05日 21:09
サーフィン
ドバイを経由し約24時間を掛けて帰国したのもつかの間、今月下旬には来年のパリ五輪代表入りへの第一関門となる選考会(静岡)が控える。五輪予選を兼ねる来年2月のワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、プエルトリコ)の日本代表入りを懸けた選考会で、すでに五輪代表に事実上内定した松田詩野(TOKIOインカラミ)の出場が決まっているため、残る出場枠は2。これを松岡自身や東京五輪銅メダルの都筑有夢路(木下グループ)ら、少数精鋭の計4人が争う構図だ。
余勢を駆って選考会に臨めそうな松岡は、「サーフィンが五輪種目になったので、やっぱり出ることに意味がある。人生の大きな夢の一つなので、心から出たいと思っている」と闘志を燃やす。「パワーは他の選手よりあると思う。ご飯もいっぱい食べるので」と笑う18歳は、五輪会場となるタヒチ・チョープーとも相性がいいグーフィーフッター(右足前)。技術、体力、そして10歳で米西海岸へ単独武者修行してつちかったど根性で、夢をかなえてみせる。