ラグビー同大 負ければ史上初のBリーグ降格となる大体大との入替戦へ調整「同志社の歴史をつなげていく」

2023年12月06日 17:46

ラグビー

ラグビー同大 負ければ史上初のBリーグ降格となる大体大との入替戦へ調整「同志社の歴史をつなげていく」
大体大戦に向け、今季のスローガン「砕」が書かれた横断幕。今後、同大の選手たちがメッセージを書き込んでいく Photo By スポニチ
 関西大学ラグビーAリーグの同大は6日、9日に行われるBリーグ1位の大体大との入れ替え戦(天理親里)に向けて京田辺市内のグラウンドで調整した。
 8校制となった64年度以降で同校初となる7戦全敗を喫し、過去ワーストの最下位。10年度以来、史上2度目の入れ替え戦に回ることになった。リーグ制覇48度、日本一4度を誇る西の名門にとっては厳しい現状ながら、練習を終えた主将のプロップ山本敦輝(4年=常翔学園)は視線を上げた。

 「不安があったり、良い方向に持っていく部分での難しさもあったけど、もう、入れ替え戦なんで。自分たちのやってきたことをやり切る。目の前のプレーに集中しようと声かけをしました」

 タレントをそろえながら、歯車がかみ合わないままリーグ戦を全敗で終えた。今季、一度も勝っていない同大と、Bリーグを全勝で勝ち上がってきた大体大。加えて最終節の関学大戦で負傷交代したCTB岡野喬吾(4年=常翔学園)は出場が微妙な状況だ。

 同大にとって、負ければ同校初のBリーグ降格となる。だが、昨季から指揮を執る宮本啓希監督は言う。

 「目指すゴールは途中で変わってしまったけど、同志社の続いてきた歴史をつなげること。歴史を途絶えさせない、新しい歴史をつくっていくための位置に最後、いること(が大事)だと思うので。この代が、必ず新しい同志社をつくっていくための土台になる。今週は絶対、彼らに勝たせてあげたいし、サポートしたい」

 泣いても笑っても残り1試合。メンバーから外れている4年生らを中心に「春からやってきたこと」を再確認しており、一丸となって残留を懸けた戦いに挑む。

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