柔道・新添左季「笑って終われるように」パリ五輪イヤーへ決意 年末年始は愛犬との再会心待ち

2023年12月06日 18:06

柔道

柔道・新添左季「笑って終われるように」パリ五輪イヤーへ決意 年末年始は愛犬との再会心待ち
国際合宿に参加後、取材に応じる新添左季 Photo By スポニチ
 柔道女子70キロ級で、来年のパリ五輪代表に内定している新添左季(自衛隊)が6日、東京都文京区の講道館で行われている国際合宿に参加。8月に痛めた左膝の影響で、先週末のグランドスラム東京大会には出場しなかったものの、海外勢との乱取りも敢行。「非常に内容の濃い練習ができた。一昨日、昨日はもっといっぱい(乱取りを)やっていて、疲労があったので今日は少なめにした」と話した。
 新添は今年5月の世界選手権で初制覇を果たし、その後にパリ五輪代表に内定。8月には格付けの高い国際大会であるマスターズ大会に出場したものの3位で、実はその直前に左膝を痛めていたという。強行出場した理由については、「ケガしている状態でどこまでできるか試したかった」と説明。現在は組み手争いで不利な状況からの乱取りを意図的に実施しているといい、「どう立て直すかを試している」と、五輪を想定して様々な準備を行っている様子を明かした。

 年末年始は実家のある奈良に帰省予定。盆や正月に限らず、「オフが2日だけでも帰ります」という。その理由は、愛しの飼い犬であるトイプードルの「デク」に会うため。命名したのも新添で、「(漫画、アニメの)『僕のヒーローアカデミア』が好きで。その主人公から取りました」と明かし、愛犬との再会を心待ちにしていた。

 年が明ければ、いよいよ初の五輪イヤー。同じ自衛隊所属で、背中を追い掛けてきた先輩でもある78キロ級東京五輪金メダルの浜田尚里はパリ代表を逃した。「残念な気持ちはあるけど、自分は自分で頑張る姿を見てもらいたい」と決意。新年に向け、「笑って終われるように全力で頑張りたい」と誓った。

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