ラグビー日本代表・堀江が引退発表の埼玉 ディーンズ監督&チームメートたちが思い語る

2023年12月06日 21:48

ラグビー

ラグビー日本代表・堀江が引退発表の埼玉 ディーンズ監督&チームメートたちが思い語る
引退発表の会見後、全体練習でチームメートとコミュニケーションを取る堀江 Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワン1部で埼玉の日本代表フッカー堀江翔太(37)が6日、熊谷ラグビー場で会見し、9日開幕の23~24年シーズン限りで現役を引退すると発表した。チームメートたちは同日、練習後に取材対応し、堀江への思いを語った。
 チームはこの日午前、堀江から今季限りでの現役引退について直接伝えられていたという。長年、日本代表でもともにスクラムを組んできたプロップ稲垣啓太(33)は「(埼玉に)入った時からずっと背中を見て育った。いろんな人が尊敬してる。(改めて)存在の大きさに気づく」と語った。

 FW第1列として横に並んで戦ってきたからこそ、あうんの呼吸もある。「必要最低限の言葉で通じる。それくらいの関係」。入団当初は試合や練習で堀江から厳しく指摘されたこともあったといい「倒れていたら“立てー!”って毎回言われていた。”2~3年目まではよく怒られていたのを覚えてる」と思い出を振り返った。

 ロビー・ディーンズ監督(64)は「彼はいいキャリアを積んできた選手。良きタイミングだと思う。悔いの残らないようにプレーしてほしい」と語った。チームは今季、王座奪還を目指し、10日の横浜戦(熊谷ラグビー場)から幕が開ける。堀江と同じフッカーのポジションでプレーしてきた坂手淳史主将(30)は「まだ今シーズンも一緒に(戦うことが)できる。花を添えるシーズンにしたい」と誓った。

おすすめテーマ

2023年12月06日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム