ラグビー日本代表・堀江 今季限りでの現役引退を発表「今までありがとうございました」1年半前に決断

2023年12月06日 12:01

ラグビー

ラグビー日本代表・堀江 今季限りでの現役引退を発表「今までありがとうございました」1年半前に決断
会見で引退を発表した堀江 Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワン1部の埼玉で、W杯フランス大会の日本代表フッカー堀江翔太(37)が6日、熊谷ラグビー場で会見し、9日に開幕する23~24年シーズン限りで現役を引退すると発表した。
 壇上でマイクを手に持つと「今シーズンをもって引退しようと思います。今までありがとうございました。いろんな人のサポート、支えがあってここまで来られました」と発表。引退を決意した時期について「1年半前くらいに(今秋の)W杯の結果が良かろうが、悪かろうが、このシーズンで引退しようと思っていた」と明かし、ラストシーズン開幕へ「優勝を目指すためにどう成長するかは変わらない」と意気込んだ。

 W杯には11年ニュージーランド大会から4大会連続出場し、37歳で迎えた今年のフランス大会では全4試合(先発3試合)に出場した鉄人。ラストシーズンも全力で体をぶつける。

 ◇堀江 翔太(ほりえ・しょうた)1986年(昭61)1月21日生まれ、大阪府吹田市出身の37歳。小5でラグビーを始める。帝京大卒業後の08年にニュージーランドに渡り、FW第3列からフッカーに転向。09年に帰国し三洋電機(現埼玉)入り。09年11月のカナダ戦で日本代表デビューし、通算76キャップ。W杯には11年から4大会連続で出場。13年にはSH田中史朗と並び日本人初のスーパーラグビープレーヤーに。22年シーズンは初代リーグワンのMVPに輝いた。1メートル80、104キロ。

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