今季のリーグワンは“世界一”バトル!W杯海外戦士21人、南ア―NZ決勝出場選手14人集結

2023年12月06日 04:20

ラグビー

今季のリーグワンは“世界一”バトル!W杯海外戦士21人、南ア―NZ決勝出場選手14人集結
南ア代表でW杯連覇を達成した横浜・デクラークはリーグワン初優勝を目指す Photo By スポニチ
 世界のスーパースターを見逃すな――。創設3季目のラグビーリーグワンは9日に各地で開幕する。10月末に閉幕したW杯フランス大会の日本代表はもちろん、19年大会に続く連覇を果たした南アフリカ代表7人、オールブラックスことニュージーランド(NZ)代表8人など1部には海外代表勢が計21人も集結。昨季4位の東京SG、5位のBL東京などが強力助っ人を補強し、復権をもくろむ。世界を知る男たちが、日本で火花を散らす。
 世界最高峰の選手たちが競演する。今回、参戦する21人中、14人は決勝カードの南アフリカ―NZに出場。9日のBL東京―静岡戦では、早くも目玉対決が見られそうだ。

 前身のトップリーグ時代だった09~10年シーズン以来の優勝を目指すBL東京には、NZ代表から1メートル95、114キロのサイズで圧倒的パワー自慢のFWフリゼル、W杯でチームトップ56得点を挙げたSOモウンガが新加入。鋭いランが魅力のモウンガは「スキルを使ってスペースにアタックする。自分のキャリアで最高のプレーにしたい」と、巧みなゲーム運びでチームの奪冠に貢献する意気込みだ。

 対する静岡には、南アの連覇に貢献したFWスミスが在籍。オールブラックスコンビとの顔合わせを「クオリティーの高い選手と良い試合ができるのは楽しみ」と待ち望む。

 昨季4位の東京SGは世界一を知る男が逆襲のキーマンとなる。新加入の南ア代表WTBコルビはサイズ1メートル72、80キロと小柄だが、快足ランと抜群の跳躍力が武器。愛称“ポケット・ロケット”は「自分らしく自分を表現するプレーで勝利に貢献したい」と日本でもスタイルを貫く。開幕カードは昨季王者の東京ベイ。今季を占う一戦になるかもしれない。

 横浜に加入して2年目となるSHデクラークはW杯連覇を達成して、おなじみの“海パン”姿を披露。南アフリカの同僚、CTBクリエルとの世界一コンビで初優勝しか見ていない。10日の埼玉戦では、CTBデアレンデとの世界一対決が実現。「個人ではなくチームとして勝ちたい」と待ちわびている。

 ▽リーグワン23~24年シーズン1部 12チームが来年5月6日まで、各16試合を戦う。上位4チームはプレーオフ(PO)に進出し、準決勝、3位決定戦、決勝(来年5月26日)で最終順位を決定。10~12位は2部との入れ替え戦に回る。勝ち点は勝利4点、引き分け2点、負け0点。ただし、ボーナス点として7点差以内の負けには1点、3トライ差以上の勝利には1点が付与される。

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