島田麻央 大技2本決めて日本勢初の連覇 ジュニアGPファイナル優勝回数でも“真央超え”

2023年12月08日 20:02

フィギュアスケート

島田麻央 大技2本決めて日本勢初の連覇 ジュニアGPファイナル優勝回数でも“真央超え”
ジュニア女子フリー、演技をする島田麻央(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・ジュニアGPファイナル第2日 ( 2023年12月8日    中国・北京 )】 女子フリーが行われ、SP2位の島田麻央(木下アカデミー)は138・06点をマークし、合計206・33点で日本勢初の連覇を達成した。
 冒頭からトリプルアクセル(3回転半)、4回転トーループと大技2本を成功。その後も連続ジャンプなどを着実に降りていく。後半のループは回転が抜けたが、最後はSPでミスのあった3回転ルッツを成功。高速スピンで締めくくり、観衆から称えられた。

 前日のSPでは後半の3回転ルッツで着氷が乱れ、スコアを伸ばせず2位スタート。キス&クライで涙を流し、悔しさをあらわにした。3連覇した11月の全日本ジュニア選手権に続き、普段はミスの少ないSPでつまずき「苦手意識がついちゃったかな」と声を震わせた。だが、一夜明けて立て直した。

 今年3月の世界ジュニアでは、14歳4カ月で頂点に立ち、05年大会を制した浅田真央(14歳5カ月)を上回り日本勢最年少優勝を果たした。今大会を制したことで、ジュニアGPファイナルの優勝回数でも憧れの存在、浅田真央(04年大会優勝)を超えることになった。

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