炎鵬、初場所の出場可否は年明けの精密検査後に判断「諦めなければ良い結果が」前例のない復活劇へ
2023年12月12日 17:31
相撲
西十両3枚目だった夏場所から休場が続き、九州場所の番付は東三段目22枚目。初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)は三段目下位まで番付を落とすことが予想される。稽古を見守った間垣親方(元幕内・石浦)が「今出たとしてもあの番付(三段目)だったら負けないのでは」と評価するほど、実戦稽古を再開した炎鵬のパワーやスピード、うまさは戻りつつある。それでも本人は「焦りと油断は禁物」と慎重な姿勢を崩さなかった。
「0から(のスタート)なので、もうどこまで落ちてもいい。下は見ていないので」。初場所も全休なら序二段まで番付を下げることになるが、そこは全く気にしていないようだ。
年明け、初場所を前に精密検査を受診する予定。そこで医師からのGOサインが出た上で、相撲勘や立ち合いの恐怖心などが問題なければ出場の可能性も高まる。大相撲の世界で脊髄損傷から復帰した例はほとんどない。「諦めなければ良い結果が待っていると思う。自分にしかできないチャンス。やるしかないでしょ」。前例のない挑戦へ、力強い言葉を紡いで前を見つめた。
おすすめテーマ
2023年12月12日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
アーモンドはなぜ筋トレ効果を高めるのか?栄養や食べるタイミング、1日の摂取量[管理栄養士監修]
-
練馬区のおすすめパーソナルジム10選。特徴と料金まとめ
-
車いすテニス・小田凱人「来年は全仏以上の興奮与える」 今年は史上最年少グランドスラム
-
青学大・原監督「負けてたまるか大作戦」 100回目の箱根駅伝は譲れない!「史上最強」駒大に待った
-
駒大・藤田監督 箱根駅伝「勝ち切りたい」 “包囲網”かいくぐり史上初2季連続3冠へ自信
-
中大 箱根駅伝28年ぶり頂点へ“先手必勝” 藤原監督1区にエース・吉居投入も「考えている」
-
国学院大・前田監督 箱根駅伝で絶対王者・駒大に挑戦状「心理から崩壊させないと糸口は見えない」
-
順大 箱根駅伝総合5位以内目標 “大谷のようになれ”鍵はエース三浦龍司
-
来夏パリ五輪 選手村の全寝室にエアコン設置へ JOCコーチ会議
-
宇野昌磨 いざ全日本連覇へ「短い時間だけど磨き上げて世界選手権に」
-
島田麻央 “真央”超えへ「楽しく滑ることが一番の目標」
-
バレーボール男子世界クラブ選手権でサントリーが銅 男女通じ日本初メダル 欧州代表に逆転勝利
-
高木美帆3冠 女子1000メートルで圧勝! 大谷翔平のドジャース契約刺激「私も頑張ろうって思った」
-
ゴルフシニアツアー 来季も13試合開催へ