川内優輝 久喜フルマラソン構想に猛反対「いい加減、爆発したくもなります」弟の鴻輝市議と議論も

2023年12月12日 09:44

陸上

川内優輝 久喜フルマラソン構想に猛反対「いい加減、爆発したくもなります」弟の鴻輝市議と議論も
川内優輝 Photo By スポニチ
 プロランナーの川内優輝(36)が12日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。埼玉・久喜市で開かれている久喜マラソンのフルマラソン化についてつづった。
 久喜市くき親善大使を務め、ゲストランナーとしても出走している川内は、同市が進めるフルマラソン構想に「私は『達成率7%(100万円目標で7万円)』のクラウドファンディングの結果を見て、久喜マラソンのフルマラソン化に反対しています。それなのにフル化への協力要請が止みません。『久喜市くき親善大使が久喜市の考えに反旗を翻すのか!』という怒りの声もあります」と自身の意見と現状を説明。

 「『久喜のフルマラソン』には反対ですが『協力しないこと』で余計な意見表明はやめようと思っていました」としたが、「しかし、反対意見を伝えても『直接会って説明を』と何度も何度も何度も言われ続けると、いい加減、爆発したくもなります」と吐露した。

 さらに弟で久喜市議会議員の川内鴻輝氏の「以前行ったクラファンは『【寄付金の使い道】フルマラソン大会のコース調査業務』という名目で実施しており、この7%がそのまま大会開催の支持率に直結する訳ではないと思います。フルマラソン開催の際には、市長にも担当課にも、もう一度クラファンはリベンジするべきと伝えています」とするポストを引用し「それなら、反対した私が『参加したかった』と悔しがるようなフルマラソン大会を私に頼らずに開催して、『第2回以降は出場させて下さい』と私に謝罪させるくらいの気概を見せて欲しいです。開催に反対するゲストランナー候補が大会に関与しないことで、大会を成功させる自信がないのなら、そんなフルマラソン大会は開催すべきでないと思います」と反論。

 川内はクラウドファンディングの結果に加え、市内の宿泊施設の少なさや開催費用、交通規制の問題、定員割れの懸念などを示し、「『協力すること』が久喜市のためになるとは思えないのです」とした上で「『久喜市のためにフルは必要ない。ただ、フルを開催したい人の邪魔はしないから協力もしない』という方針で、今後は関わらないようにします」と表明した。

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