【東広島巡業】霧島が綱獲りへ本格始動の10番 溶連菌感染で出遅れも「調子戻していきたい」

2023年12月15日 14:34

相撲

【東広島巡業】霧島が綱獲りへ本格始動の10番 溶連菌感染で出遅れも「調子戻していきたい」
湘南乃海(手前)と申し合い稽古を行った霧島(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲冬巡業が15日、広島・東広島運動公園体育館で行われた。九州場所で2度目の優勝を果たした大関・霧島(27=陸奥部屋)が計10番の申し合い稽古を行った。
 九州場所後、実戦稽古を行うのはこの日が初めて。東前頭6枚目の湘南乃海(25=高田川部屋)と6番取って全勝、西前頭11枚目の平戸海(23=境川部屋)と4番取って2勝2敗だった。「久しぶりで体硬いのもあったけど、これから稽古を重ねて調子戻していきたいですね」。まだ本調子ではないようだが、左四つからの投げなど力強さも見られた。

 今月3日に始まった冬巡業は、体調不良で初日から稽古を欠席。喉の痛みを伴う溶連菌感染症にかかって5日まで休場した。「もっと早めに稽古を始められると思ったけど…早く体を戻さないと」。少し出遅れたが、基礎運動から始めてこの日、本格始動した。

 九州場所の直前は40番を超える日もあるほど連日の猛稽古を重ね、優勝という結果に結びつけた。初めての綱獲りに挑む初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)へ向け、今回も場所前は猛稽古に励むつもりだ。「稽古しかないので」。番付の頂点を目指し、ここからペースを上げていくことを誓った。

おすすめテーマ

2023年12月15日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム