【東広島巡業】熱海富士、上位総当たりの初場所への課題は「言い出したらキリがない」さらなる飛躍へ

2023年12月15日 19:30

相撲

【東広島巡業】熱海富士、上位総当たりの初場所への課題は「言い出したらキリがない」さらなる飛躍へ
明生(左)と申し合い稽古を行う熱海富士(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲冬巡業が15日、広島・東広島運動公園体育館で行われた。九州場所で11勝を挙げて2場所連続の敢闘賞を受賞した西前頭8枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)は計4番の申し合い稽古を行った。
 大人数での申し合い稽古のため番数は限られるが、その中でも存在感を発揮。明生(27=立浪部屋)を左からの小手投げで転がし、竜電(33=高田川部屋)を寄り切るなど力強さを見せた。

 秋場所に続いて九州場所でも千秋楽まで優勝争いに加わる大活躍。初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)は前頭筆頭あたりまで番付を上げることが予想される。初めての上位陣総当たりとなる15日間へ「自分の相撲を取っていきたい」と意気込んだ。

 今年1年で急成長を遂げた21歳。巡業でどこへ行っても連日大歓声を浴びる人気力士は実力も大きく上昇した。それでも慢心は一切なく「全部足りない。腰も高いし前に出られないし…言い出したらキリがない。巡業でしっかり稽古していきたい」と課題を挙げてさらなる成長を誓った。

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