【東広島巡業】平戸海が大関・霧島と4番 好内容で互角に渡り合い「自信になります」

2023年12月15日 18:40

相撲

【東広島巡業】平戸海が大関・霧島と4番 好内容で互角に渡り合い「自信になります」
霧島(右)と申し合い稽古を行った平戸海(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲冬巡業が15日、広島・東広島運動公園体育館で行われた。西前頭11枚目の平戸海(23=境川部屋)は、大関・霧島(27=陸奥部屋)との4番を含む計8番の申し合い稽古を行った。
 幕内力士による申し合い稽古の終盤、大関から指名されて土俵に上がり、元気な相撲を見せた。左四つから相手にまわしを与えず速い攻めで寄り切るなど2勝2敗。稽古場とはいえ、九州場所で2度目の優勝を果たした大関と互角に渡り合い「思い切り当たってしっかり前に出る内容でよかった。自信になります」と手応えを得た。

 9日には大関・豊昇龍(24=立浪部屋)とも申し合い稽古を行っており、大関から指名を受けるのは今回の冬巡業で2度目。「うれしいですね」と感謝し、初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)へ向けて「しっかり稽古するだけ」とさらなる精進を誓った。

 昨年秋場所で新入幕を果たしてから幕内に定着。ご当所の九州場所では連日大声援を浴びて9勝6敗と勝ち越した。9日に佐世保市、10日に大村市と地元・長崎県の2カ所で行われた巡業でも積極的に稽古に参加。「(声援が)めちゃめちゃ増えましたね。力になります」と、1年前から人気も知名度も上昇したことを実感した。

おすすめテーマ

2023年12月15日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム