【スケボー世界選手権】3位で決勝進出の白井空良「よく分からない」高得点連発ジャッジに戸惑い

2023年12月16日 19:55

スケートボード

【スケボー世界選手権】3位で決勝進出の白井空良「よく分からない」高得点連発ジャッジに戸惑い
全体3位で決勝進出を決めた白井空良 Photo By スポニチ
 【スケートボード・ストリート世界選手権第4日 ( 2023年12月16日    東京・有明コロシアム )】 24年パリ五輪予選第5戦を兼ねて行われ、男子準決勝で東京五輪代表の白井空良(ムラサキスポーツ)が計263・31点の3位で、あす17日の決勝進出を決めた。
 現在、五輪予選ランキングで日本男子トップの5位に付ける22歳。ポイント配点が高い今大会で上位に入れば2大会連続の五輪がグッと近づくだけに、「(決勝も)自分のベストを出すだけ」と語った。

 45秒間に自由に滑るランの1本目は、最初の技でイージーミスし転倒。「10本中9本決まる技」に失敗して「やっちゃったと思った」が、こういう状況は何回も経験している」と落ち着きを取り戻した。後のない2本目はフルメークして80・11点と高得点をマーク。得意のベストトリックでは90点台を3本マークし、余裕を持って通過を決めた。

 ただ、男子は準決勝から90点台が連発されている状況には、やや戸惑いも覚えているという。ベストトリックの1本目は「83点くらい、良くても85点」という難度の技だったが、90・11点をマーク。続く2本目は通常はランに組み込む自身の名が付いた「ソラグラインド」で80点付近を狙ったが、90・87点をマーク。4本目には92・33点とさらに得点を伸ばしたが、「ジャッジがクレイジーだなと思った。よく分からない」と独特の表現で混乱している様子を明かした。

 東京五輪は決勝に進めず、五輪には並々ならぬ思いを持つ白井。「レベルが上がっているというか、よく分からない点の付き方。どう戦えばいいか難しい」と話したが、決勝でも全力でフルメークしにいくだけだ。

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