元若嶋津の日高六男さんが都内で「感謝の集い」開く 今年7月に相撲協会を退職

2023年12月22日 19:40

相撲

元若嶋津の日高六男さんが都内で「感謝の集い」開く 今年7月に相撲協会を退職
感謝の集いであいさつする元若嶋津の日高六男さん Photo By スポニチ
 今年7月に日本相撲協会を退職した元大関・若嶋津の日高六男さん(66)の「感謝の集い」が22日、東京都内のホテルで開かれた。2度の幕内優勝を果たした名大関は、引き締まった体と精悍(せいかん)な顔つき、スピード感あふれる取り口から「南海の黒ヒョウ」の愛称で人気を誇った。会には、衆院議員の深谷隆司後援会長や、鹿児島後援会会長を務めた森山裕衆院議員ら後援会関係者、元小結・松鳳山の松谷裕也氏、元幕内・若孜の中尾浩規氏の部屋OBら約400人が出席した。
 日高さんは2017年10月19日に船橋市内の路上で倒れ現在もリハビリ生活を続けている。この日は相撲甚句に合わせて家族に車椅子を押されて入場した。みづえ夫人、長男・勝信、長女・愛里と壇上で「本日はお集まりいただきありがとうございました。(入門して)48年、おかげさまで関取を7人育てることができました。これからもよろしくお願いします」とあいさつした。

 日高さんは87年の引退後に年寄「松ケ根」を襲名。90年に独立し、部屋を構えた。その後一門の看板名跡「二所ノ関」を襲名し中尾(若孜)、若光翔、若東龍、春ノ山、松鳳山、一山本、島津海と7人の関取を育てた。一昨年12月に部屋付きだった放駒親方(元関脇・玉乃島)に部屋を譲り、元横綱・稀勢の里の荒磯親方と名跡を交換。昨年2月に定年を迎え、再雇用制度を利用し参与として協会に残っていた。

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