日大アメフト部、大甘処分? 来春にも“完全復活”か 引き続き「競技スポーツ部」に所属方針

2023年12月22日 04:00

アメフト

日大アメフト部、大甘処分? 来春にも“完全復活”か 引き続き「競技スポーツ部」に所属方針
説明会が行われた日大本部前に集まる報道陣(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 日大は21日、東京都千代田区の本部で、大麻問題で廃部が決まったアメリカンフットボール部の部員と保護者らに対する説明会を実施。15日の臨時理事会で廃部を決めた経緯を説明するとともに、来年度に現役部員の受け皿として発足する見込みの新生アメフト部を現行と同様に「競技スポーツ部」所属とすることなどが説明されたもようだ。
 競技スポーツ部所属となれば大学から活動費が優遇され、専用グラウンドや選手寮の使用も可能。スポーツ推薦制度も適用される。大麻問題とは無関係の現役部員や来春以降に入学予定の高校生らに最大限に配慮した方向性とみられるが、わずか数カ月での“完全復活”は論議を生むことは間違いない。

 関係者によると、説明会には現役部員やその保護者のほか、アメフト部に有力選手を送り込んでいる強豪高校の関係者も出席。緊急の要望書を受け初めて保護者が対面出席した場で、再建についての道筋が示されたことになる。

 現役部員からは、今季の不戦で降下した関東学生連盟1部BIG8での継続参戦を求める声も上がったという。BIG8は最上位TOP8に次ぐ上位カテゴリー。再加盟となれば最下層の3部からの再スタートとなるとみられていたが、あくまで最短で日本一を目指せるルートを残すことも要望したようだ。

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