15歳・島田麻央　大技トリプルアクセル成功も…「悔しい」　ジャンプ転倒響き、65・23点

2023年12月22日 19:24

フィギュアスケート

15歳・島田麻央　大技トリプルアクセル成功も…「悔しい」　ジャンプ転倒響き、65・23点 — ＜フィギュア全日本選手権第2日＞女子SP、演技をする島田麻央（撮影・小海途　良幹） Photo By スポニチ

【フィギュアスケート全日本選手権第2日（ 2023年12月22日長野市ビッグハット）】女子女子ショートプログラム（SP）が行われ、ジュニアGPファイナルで連覇を果たした15歳の島田麻央（木下アカデミー）が登場。トリプルアクセルに挑戦して成功も、ジャンプの転倒が響いて65・23点と出遅れた。

　演技冒頭のトリプルアクセルで着氷。中盤のルッツで転倒したが、スピン、ステップも最高レベル4でそろえた。演技後は悔しそうな表情を浮かべた。

　「初めてこの構成でトリプルアクセルを入れて。トリプルアクセルを降りれたことは良かったけれど、最近ずっとミスしてしまっているルッツでミスしてしまって。コンビネーションがまたつかったので悔しい気持ちでいっぱい。ショートで悪くてフリーで切り替えるというのは今年は何度もしてきている。1日空くので、ちゃんと振り返ってフリーは良い演技で終わりたいです」と前を向いた。

　21日の公式練習では冒頭のトリプルアクセル（3回転半）は転倒。だが、その後の練習ではトリプルアクセルを着氷し、さらにフリーの構成に組み込む4回転トーループも着氷した。

　22日にはSPの曲かけで冒頭のトリプルアクセルで着氷が乱れたが、3回転フリップ、ルッツ―トーループの連続3回転は着氷。その後の練習ではトリプルアクセルを降りた。

　初出場だった昨年の大会は3位。「去年は楽しめなかったので、今年は楽しんで思いっ切り滑れたら」と意気込んでいた。