【陸上】三浦龍司の後輩 順大・村尾雄己が1部3000m障害初V「強くなる余地はある」 関東インカレ

2024年05月12日 13:20

陸上

【陸上】三浦龍司の後輩 順大・村尾雄己が1部3000m障害初V「強くなる余地はある」 関東インカレ
男子1部3000メートル障害で優勝した順大・村尾 Photo By スポニチ
 【陸上・関東学生対校選手権最終日 ( 2024年5月12日    国立競技場 )】 男子1部の3000メートル障害決勝で村尾雄己(順大3年)が8分40秒43で初優勝を果たした。
 序盤からレースを引っ張り、「ラストで勝ちきる想定だった。強くなるきっかけになった」と振り返った。ラスト1周手前の水濠で柴田大地(中大2年)に前に出られた。「早めに切り替えるなどして他を寄せ付けない走りをしたかった」と語った。

 昨年6月の日本選手権では10位。同年9月の日本インカレでは初優勝した。「大きな大会を経験していく中で、自信になった。経験というものが今年に入って生きている」と手応えを口にした。

 10日に行われた陸上の世界最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ(DL)第3戦では順大の先輩・三浦龍司(スバル)がパリ五輪の参加標準記録8分15秒00を突破。2大会連続の五輪出場権を獲得した。ともに練習してきた村尾は「追うことによって力がついていくことを実感できた。徐々に力がついてきて(世界で)戦えるところまできている。3000メートル障害に対する見方が大きく変わった」と話した。

 今後の目標は日本選手権での表彰台。「8分25秒を目指している。まだまだ強くなる余地はある」と力強く語った。

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