【柔道】ウルフ・アロンがパリ五輪前最後の実戦で優勝 GSカザフスタン大会

2024年05月12日 22:45

柔道

【柔道】ウルフ・アロンがパリ五輪前最後の実戦で優勝 GSカザフスタン大会
男子100キロ級1回戦で攻めるウルフ・アロン(奥)(国際柔道連盟提供・共同) Photo By 提供写真
 【柔道グランドスラム・カザフスタン最終日 ( 2024年5月12日    カザフスタン・アスタナ )】 男女計5階級が行われ、男子100キロ級でパリ五輪代表のウルフ・アロン(パーク24)が5試合を勝ち抜き優勝した。決勝はスイス選手と対戦。3分過ぎに得意の内股で一本勝ちした。
 全日本柔道連盟の五輪代表に内定しているウルフだが、大会前時点で五輪選考ポイントランキングは世界20番手に留まり、出場権獲得は確実とは言えない状況だった。今大会の優勝でポイントを加算。19日に開幕する世界選手権(アブダビ)で他の選手がポイントを加算しても、出場権を得るのは確実な情勢となった。

 東京五輪で金メダルを獲得したウルフだが、長期休養をはさんだ復帰後は不振にあえいだ。今年2月のグランドスラム(GS)パリ大会で復活優勝を果たし、2大会連続の五輪代表に内定。3月のGSアンタルヤ大会で3位にとどまったものの再び頂点に立ち、五輪2連覇への流れをつくった。

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