【トランポリン】森ひかる「気持ちにスイッチ」“アナ雪ネイル”ありのままでパリ切符

2024年05月12日 18:29

トランポリン

【トランポリン】森ひかる「気持ちにスイッチ」“アナ雪ネイル”ありのままでパリ切符
<トランポリン グランドチャンピオンシップ>森ひかるの爪には「アナと雪の女王」のエルサが描かれていた(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 男女のパリ五輪代表各1枠を争う新設大会トランポリン・グランドチャンピオンシップ(TGC)が12日、群馬・ヤマト市民体育館前橋で行われた。
 3人が出場した女子は東京五輪代表の森ひかる(TOKIOインカラミ)が予選と決勝の合計111・450点で制し、2大会連続五輪を決めた。

 代表を決める大一番では、大好きなディズニーアニメ「アナと雪の女王」のエルサや雪国をイメージしたレオタード、ネイルで挑んだ。「練習から音楽を聞いて気持ちを上げていた」と言い、この日のネイルは左薬指にエルサを描いた。「音楽の中に響くワードが入っていた。それを聞くと、気持ちにスイッチ入る思いがあった」と話した。

 昨年の世界選手権で惨敗し、今年1月から拠点を金沢学院大に戻した。原点の地でもある場所に着くと「雪が降っていた。雪が降っているでアナと雪の女王の曲を流していたら楽しくなっていた」と失意のハートに闘志がともった。「うまくいくともあれば、そうじゃないことも多い」と振り返り「最後は自分の気持ちに正直に。たどってきた道には自信がある」との境地に至った。

 東京五輪後は試行錯誤が続いた元世界選手権女王がパリへ。「頑張りすぎずに頑張りたい」。肩の力を抜き、ありのままで向かっていく。

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