珍名力士「白熊」が6勝目も、取組後に館内放送が相手の勝ちをコールするまさかの珍事 館内もざわつく

2024年01月23日 16:40

相撲

珍名力士「白熊」が6勝目も、取組後に館内放送が相手の勝ちをコールするまさかの珍事 館内もざわつく
<初場所10日目>東白龍(左)を押し出しで破る白熊(撮影・久冨木 修)  Photo By スポニチ
 【大相撲初場所10日目 ( 2024年1月23日    東京・両国国技館 )】 子供からも愛される力士を目指すべく日々奮闘中の十両・白熊(24=二所ノ関部屋)が勝ち名乗りを受けた後に相手の勝利をコールされる珍事に見舞われた。
 東白龍(27=玉ノ井部屋)に突っ張りで攻め込まれたが、うまく体を入れ替えて逆襲の押し出し。6勝4敗とし、館内の大声援のなか力強く手刀を切ったまでは良かった。まさかの事態が起きたのはその直後だ。「ただ今の決まり手は、押し出し、押し出して東白龍の勝ち」と相手の勝利を紹介してしまった。

 間違いに気づいたファンがざわつくなか、少し時間をおいて「先ほどの一番は、押し出しで白熊の勝ちと訂正します」と。館内放送で、決まり手の訂正は良くあるが、勝者の訂正は極めて珍しいケース。白熊は「えっ?と思いましたが、そのまま流しました」と苦笑いで振り返っていた。

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