琴ノ若、大の里との1敗対決制して優勝争い単独トップ!阿武咲は綱獲り・霧島に敗れる

2024年01月23日 17:55

相撲

琴ノ若、大の里との1敗対決制して優勝争い単独トップ!阿武咲は綱獲り・霧島に敗れる
<大相撲初場所10日目>大の里(手前)との取り組みで、気迫の表情を見せる琴ノ若(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 大相撲初場所は23日、東京・両国国技館で10日目の取組が行われ、関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)と新入幕の大の里(23=二所ノ関部屋)の1敗対決は、琴ノ若が寄り切りで貫禄の勝利。9勝目を挙げて優勝争い単独トップに立ち、大関昇進と初優勝へまた一歩前進した。平幕の阿武咲(27=阿武松部屋)は大関・霧島(27=陸奥部屋)にはたき込みで敗れて2敗に後退した。
 新入幕で快進撃を続ける大の里との初顔合わせで、琴ノ若は立ち合いから落ち着いて危なげなく寄り切り。番付の差を見せつけて9勝目を挙げ、大関昇進の目安とされる直近3場所合計33勝へ残り5日間で4勝とした。大の里は4日目からの連勝が6でストップし、「勉強させていただきました。うまかったです」と完敗を認めた。11日目は琴ノ若は平幕・王鵬と、大の里は大関・豊昇龍と対戦する。

 横綱の照ノ富士は平幕・金峰山を上手投げで破り、2敗をキープ。綱獲りの霧島は阿武咲の攻めをしのいで最後ははたき込みで勝ち、8勝2敗とした。大関・豊昇龍は関脇・大栄翔を送り出して勝ち越しを決め、2敗を守った。

 10日目を終えて1敗は琴ノ若ただ1人。2敗は照ノ富士、霧島、豊昇龍、大の里、阿武咲、3敗は玉鷲、若元春、隆の勝、琴勝峰となった。

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