鳥取城北高卒で国体8強の松井奏凪人が宮城野部屋入り 24年ぶり「幕下最下位格付け出し」資格承認

2024年02月01日 17:16

相撲

鳥取城北高卒で国体8強の松井奏凪人が宮城野部屋入り 24年ぶり「幕下最下位格付け出し」資格承認
宮城野部屋入門が決まった松井奏凪人(23年12月撮影) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は1日、理事会を開き、昨年の国体成年の部ベスト8の松井奏凪人(19)の幕下最下位格付け出し資格を承認した。
 福岡県出身の松井奏凪人は、鳥取城北高3年時に全国高校総体個人戦で準優勝。団体戦では決勝で2―2の大将戦を制して優勝に導いた。高校卒業後は鳥取に残り、コーチを務めながら母校で稽古。1年先輩の落合哲也(現幕下・伯桜鵬)の父が代表を務める、有限会社野田組所属で実業団などの大会に出場。昨年10月の国体成年の部で個人戦ベスト8に入った。

 伯桜鵬(20)、十両・天照鵬(21)、幕内・北青鵬(22)と鳥取城北高の先輩3人が在籍する宮城野部屋に入門。入門前にも何度か宮城野部屋へ体験入門しており、先輩たちと同じ道を歩むこととなる。

 昨年度までは国体ベスト8で三段目最下位格付け出し資格獲得となっていたが、昨年9月末に付け出し制度が改定。国体成年の部はベスト16で三段目最下位格、ベスト8以上で幕下最下位格付け出し資格を得られることになった。

 幕下最下位格付け出しの松井は、付け出し資格の改定後適用第1号。幕下15枚目格付け出し第1号として01年に初土俵を踏んだ垣添(現・雷親方)以降は15枚目または10枚目格付け出しとなっていた。「幕下最下位格付け出し」で初土俵を踏むのは、00年名古屋場所の對馬竜太(元小結・岩木山=現・関ノ戸親方)以来24年ぶりとなる。

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