初場所敢闘賞の大の里が相撲教習所を卒業 5時起きの教習所生活は「ハードスケジュールでした」

2024年02月01日 18:19

相撲

初場所敢闘賞の大の里が相撲教習所を卒業 5時起きの教習所生活は「ハードスケジュールでした」
相撲教習所の卒業式に出席した大の里(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 相撲教習所の卒業式・入所式が1日、東京・両国国技館内で行われた。昨年夏場所で初土俵を踏んだ394期生5人が卒業。昨年九州場所と今年の初場所でそれぞれ初土俵を踏んだ397、398期生が入所した。
 卒業式には、初場所で11勝を挙げて敢闘賞を受賞した幕内・大の里(23=二所ノ関部屋)も出席。幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んだ夏場所後から10月末までの半年間通い、相撲史や運動医学などの教養を学んだ。得意科目は書道だったという。

 「充実した教習所生活を過ごせました」と大の里。朝7時30分から実技(稽古)が始まるため、茨城県阿見町の二所ノ関部屋から片道約1時間半かけて通うには毎日5時前に起きなければならなかった。「朝からハードスケジュールでしたね」と苦笑い。「大変だったけどみんな通ってきた道なので、教習所をしっかり卒業できたのはよかったです」と続けて笑顔を見せた。

 教習生ながらスピード出世で番付を駆け上がり、初場所では伯桜鵬に次ぐ史上2位タイの初土俵から所要5場所目という早さで三賞を獲得。「目標だった2桁勝ててケガなく終われたので良い場所だった」と振り返り、幕内中位へ番付を上げる春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向け「ケガなく勝ち越し目指して頑張ることが大事」と意気込んだ。

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