【カーリング】ロコ・ソラーレ今大会初黒星 昨年2位SC軽井沢クラブに8―10 

2024年02月01日 11:59

カーリング

【カーリング】ロコ・ソラーレ今大会初黒星 昨年2位SC軽井沢クラブに8―10 
<SC軽井沢クラブ―ロコ・ソラーレ>第3エンド、ショットを放つロコ・ソラーレの藤沢五月(中央)(代表撮影) Photo By 代表撮影
 【カーリング全農日本選手権第5日 ( 2024年2月1日    札幌市・どうぎんカーリングスタジアム )】 女子で3連覇を狙う北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは2次リーグ初戦で、前回準優勝のSC軽井沢クラブに8―10で敗れて今大会初黒星を喫した。1次リーグから持ち越した成績も含めて4勝1敗となった。
 前回大会決勝と同じカード。序盤は後攻チームが2点を取る展開となった。

 ロコ・ソラーレは後攻の第1エンド、サード吉田知那美のテークアウトを起点に優位に進めて2得点。先攻の第2エンドは2点を失ったが、第3エンドはハウス中央付近に石が集まる状況から、スキップ藤沢五月がテークアウトショットを決めて2得点を奪った。

 その後はミスが失点につながる。第4エンドは藤沢のミスから大量失点のピンチを迎えた。何とか2失点に抑えたが、続く第5エンドは1点をスチールされた。今大会は“スロースターター”ぶりが目立つロコ・ソラーレ。この試合も1点ビハインドで折り返した。

 後攻の第6エンドはコーナーガードの裏、ハウスのサイドに縦に石を並べて3点を奪って7―5と逆転した。

 しかし先攻となった第7エンドは相手スキップに好ショットを決められ3点を失う。後攻の第8エンドも相手に優位に進められ、藤沢の最終投がわずかに精度を欠き、1点をスチールされた。

 第9エンドも後攻ながらミスから主導権を握られ、スチールを逃れるのが精いっぱいで1得点に止まった。

 1点ビハインドで臨んだ先攻の第10エンドも、相手サードのダブルテークアウトが決まり苦しい展開。最後はハウス中央に石が集まる形からスチールを狙った藤沢のショットがわずかにずれて1失点。敗戦が決まった。

 6チームによる2次リーグは1次リーグで対戦した相手とは試合を行わず1次リーグの試合結果を持ち越す。上位3チームが決勝トーナメントに進む。

 今大会は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪代表選考レース初戦。男女とも優勝チームは世界選手権代表となる。女子の世界選手権は3月16日からカナダで開催される。

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