【バスケ3人制】日本は男女とも今大会でのパリ切符を逃す 女子の江村は長期離脱へ

2024年05月04日 22:35

バスケット

 【バスケットボール3人制 パリ五輪予選第2日 ( 2024年5月4日    ライトキューブ宇都宮 )】 各組4チームによる1次リーグが行われた。女子はA組で世界ランキング10位の日本が第3戦で同50位のブラジルに12―13で敗戦。2勝1でドイツ、ブラジルと並んだが、1試合平均の得点で順位を決める規定により組3位となり、準決勝進出を逃した。
 男子はB組で同15位の日本が同21位のエジプトに21―20で勝利したが、同6位のフランスに10―21で完敗。2勝1敗の組3位で敗退した。男女ともに今大会でのパリ五輪出場権を逃し、16日からの世界最終予選(ハンガリー)に回る。

 女子の日本代表は勝てば文句なし、負けても17得点以上なら準決勝進出だったが、12得点止まり。高田が11得点と奮闘したが、中田が1得点、宮下が無得点とバランスを欠いた。

 ゴール下で激しい当たりを見せるブラジルに苦戦して序盤からファウルがかさみ、生命線の外角シュートも9本中1本の成功と精度を欠いた。3日の初戦で左脚を負傷した司令塔の江村が離脱。メンバー入れ替えができないため、3人で交代なしの戦いを強いられたことも響いた。

 世界最終予選(ハンガリー)が五輪出場権獲得のラストチャンス。男女とも出場16カ国中上位3チームがパリ切符を得る。高田は「ディフェンス面はよかった。2点シュートを安定して決められれば世界でも勝てる」と視線を上げた。

 長谷川監督は江村が五輪本番にも間に合わない長期離脱の可能性を示唆し「今大会は3人でよく頑張った。パリ切符を取れるように最終予選に向けて準備したい」と切り替えた。

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