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早田ひな「腕がどんな状態であれ…」悲願の金メダルへ覚悟 痛み止め注射は「リスクが伴うので」使用せず

2024年08月07日 14:49

卓球

早田ひな「腕がどんな状態であれ…」悲願の金メダルへ覚悟 痛み止め注射は「リスクが伴うので」使用せず
早田ひなと平野美宇 Photo By スポニチ
 【パリ五輪第12日 ( 2024年8月6日    パリ南アリーナ )】 卓球女子団体戦の準々決勝で、日本はタイを3―0で下して準決勝に進んだ。12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台に王手をかけた。
 第1試合のダブルスは、早田ひな(日本生命)と平野美宇(木下グループ)のペア。シングルスで左腕を痛めた早田は、この日もテーピングで固定して登場した。

 1回戦では満足に触れなかったバックハンドやチキータで得点するシーンもあり「良くはなっている」と手応え。一方で「100%には遠い。いろんな方が時間をかけて治療してくれている。それに応えられるように」と現状を説明した。

 治療に時間をかけており、前日の1回戦後も4~5時間をケアにあてた。ただ、シングルス3位決定戦の直前に打った痛み止め注射は、団体戦前には使用せず。「いろんなリスクが伴うので。飲む痛み止めだけで、注射は打っていないです」と理由を口にした。

 泣いても笑っても残り2試合。日本女子のエースは「腕がどんな状態であれ、目指すところは3人とも金メダルなので。3人で頑張っていけたら。私は頑張ることが一個増えちゃったけど、それが、この立場でやる役目だと思う。結果でも恩返しをできたら」と覚悟を示した。

 8日の準決勝は現地時間午後8時(日本時間9日午前3時)に開始予定。日本はインドとドイツの勝者と対戦する。

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