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張本智和「ここで燃え尽きてもいい」8日午前3時から準決勝 スウェーデン“六角形エース”と激突へ

2024年08月07日 16:51

卓球

張本智和「ここで燃え尽きてもいい」8日午前3時から準決勝 スウェーデン“六角形エース”と激突へ
第2試合のシングルスを戦う張本(ロイター)
 【パリ五輪第12日 卓球 ( 2024年8月7日    パリ南アリーナ )】 卓球男子団体戦の準々決勝が行われ、日本は台湾を3―1で下して準決勝に進出した。16年リオ銀、21年東京五輪銅に続く3大会連続の表彰台に王手をかけた。
 張本智和(21=智和企画)と篠塚大登(20=愛知工大)が同学年で、戸上隼輔(22=井村屋グループ)が2学年上。世代の近い3人を張本智は「全員が全員をカバーするチーム。普段の生活から仲がいい」と語る。

 7日の午後8時(日本時間8日午前3時)に開始予定の準決勝は、スウェーデンと対戦する。エースは今大会のシングルスで銀メダルを獲得したトルルス・モーレゴード(22)。六角形ラケットの使い手としても知られ、シングルス2回戦では世界ランク1位の王楚欽(中国)を4―2で粉砕した。

 対する日本は張本智が絶対エース。混合ダブルス、シングルス、団体と分けて考え自然体を保ってきたが、準々決勝・台湾戦で林昀儒とのエース対決に2―3で敗れたこともあり、準決勝への思いは熱い。

 「明日(7日)だけは今日を取り返す気持ちでやります。今日のエース対決を明日、取り返す。そこだけは自分の信念を曲げる。もちろん準決勝で勝てればいいわけじゃなくて決勝もあるけど、今の僕たちの力は確実に中国より劣る。対等になるには4年後。まず今は全力で準決勝に勝ちきる。ここで燃え尽きてもいい気持ちでやりたいなと思う」

 どちらも勝てばメダル獲得が決まる。

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