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「尊い」走り高跳びで金メダリスト2人の友情物語再び…左脚痛めたバルシムにタンベリ駆け寄りマッサージ

2024年08月07日 18:54

陸上

「尊い」走り高跳びで金メダリスト2人の友情物語再び…左脚痛めたバルシムにタンベリ駆け寄りマッサージ
負傷したバルシム(左)に駆け寄るタンベリ(右、ロイター)
 【パリ五輪第13日 陸上 ( 2024年8月7日    フランス競技場 )】 男子走り高跳びの21年東京五輪王者、ムタズエサ・バルシム(カタール)にアクシデントが起きた。
 予選A組で2メートル15、20、24を一発クリアと順調な跳躍を見せていたが、2メートル27の1本目の助走中に左ふくらはぎを痛めたとみられ、患部を押さえて倒れ込んだ。

 駆け付けたのが同記録で21年東京五輪で金メダルを分け合い、友情物語で話題となったジャンマルコ・タンベリ(イタリア)だった。

 予選B組で出場していたタンベリは心配そうにバルシムを見つめ、患部に優しく触れるシーンも。SNSでも「タンベリ優しいな」「駆け付けるタンベリ。尊い」「TOKYOでの絆がまだ続いてるんだな」などの声が上がった。バルシムは2メートル27の2回目に成功し、10日(日本時間11日)の決勝に進出した。

 タンベリもアクシデント続きで、7月26日の開会式では結婚指輪を紛失し、今月4日には腎臓結石の疑いで緊急入院したことも告白。2メートル27は3回失敗したものの、2メートル24を1回でクリアしたことで予選を突破した。

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