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東京五輪から32日連続“メダルラッシュ” ロスも期待!スケボー・堀米&柔道・一二三「3連覇」でけん引

2024年08月15日 04:30

五輪

東京五輪から32日連続“メダルラッシュ” ロスも期待!スケボー・堀米&柔道・一二三「3連覇」でけん引
<パリ五輪  TEAM  JAPAN  記者会見>写真に納まる堀米、阿部一二三ら(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 パリ五輪で海外大会最多となる45個のメダルを獲得した日本選手団が14日、東京都内で解団式を行った。金メダルが2大会連続で世界3位の20個。式に先立って開かれた帰国会見では、柔道男子66キロ級の阿部一二三(27=パーク24)とスケートボード男子ストリートの堀米雄斗(25=三井住友DSアセットマネジメント)が大会3連覇を宣言した。連日沸いた最強ジャパンの象徴が28年ロサンゼルス大会でもメダルラッシュをけん引する。
 66人のメダリストが集結した。その光景はまさしく豪華絢爛(けんらん)。首にかけたメダルは誇らしげに輝きを放っていた。

 獲得したメダル総数は海外開催最多の45個。金メダル20個は米中に次いで3番目の多さだ。最強選手団の思いを阿部一が代弁した。

 「この日本選手団で戦えたことを誇りに思います。TEAM JAPANで日本を盛り上げて、勇気を与えられたかな」

 重圧の中、2大会連続で金メダルを手にした。もちろんここが終着点ではない。「次は3連覇を目指して頑張りたい。これからも応援よろしくお願いします」と男子では野村忠宏以来、2人目の偉業を見据えた。

 3連覇に懸ける思いは堀米も負けてはいない。出場圏外から最後の大会で切符を獲得し、本番でも最終滑走で大逆転した。「3年間、死ぬ気でやってきて良かった」と実感を込めながら、大会2連覇を振り返った。パーク付きの自宅があるロサンゼルスで行われる4年後。「アメリカでプロになることだけを夢見て、全てを懸けてきた。そんな場所で4年後にある。3連覇を狙いたい」と意気込みを示した。

 21年東京大会と今回のパリ大会で、競技が本格的に始まる開会式翌日から最終日まで16日間連続でメダリストが誕生している。その象徴ともいうべき阿部一と堀米が4年後もメダルラッシュをけん引する。 (黒田 健司郎)

 ▽日本勢の五輪3連覇以上 日本勢で夏季五輪を3連覇したのは過去3人だけ。レスリング女子63キロ級(16年は58キロ級)の伊調馨が04年アテネから16年リオまで、日本勢最長の4連覇を達成した。レスリング女子55キロ級の吉田沙保里(04年アテネから12年ロンドン)と柔道男子60キロ級の野村忠宏(96年アトランタ~04年アテネ)は3連覇。冬季五輪では一人もいない。

 ▽28年ロサンゼルス五輪 7月14~30日の17日間で行われる。1984年以来44年ぶりの開催で、3度目はロンドン、パリと並び最多。陸上、競泳の実施日程を入れ替え、陸上を前半、競泳を後半に行う。追加競技は野球・ソフトボールのほか、クリケットや北米発祥のラクロス、初採用でアメリカンフットボールから接触をなくしたフラッグフットボール、スカッシュ。パリ大会で初採用されたブレイキンは実施しない。

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