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松山と“急造タッグ”田渕キャディー「緊張めっちゃしました」 エースキャディーは旅券盗難被害で帰国

2024年08月19日 08:33

ゴルフ

松山と“急造タッグ”田渕キャディー「緊張めっちゃしました」 エースキャディーは旅券盗難被害で帰国
笑顔を見せる松山英樹(右)と田渕キャディー(AP) Photo By AP
 【米男子ゴルフツアー フェデックス・セントジュード選手権最終日 ( 2024年8月18日    米テネシー州 TPCサウスウインド=7243ヤード、パー70 )】 最終ラウンドが行われ、通算17アンダーの単独首位でスタートした21年マスターズ覇者の松山英樹(32=LEXUS)は、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算17アンダーで優勝を飾った。
 2月のジェネシス招待に続く今季2勝目、ツアー通算10勝目。自身が持つアジア勢の最多記録を更新した。

 銅メダルを獲得したパリ五輪を終えて、米国へ移動する経由地の英国ロンドンで盗難被害にあった。自身の財布、早藤将太キャディーと黒宮幹仁コーチのパスポートが盗まれ、今週は急きょ田渕大賀キャディーにバッグを託す事態となったが、松山は「新鮮な感じでできた」とプラス材料に変えた。

 中継局のインタビューで、優勝を請け負った田渕キャディーは「松山さんに感謝です。自分は本当になんもできないので1番近くでギャラリーさせてもらってたって感じです」と感無量の様子だった。

 優勝をたぐり寄せた17番のバーディーパットについては、「ラインが分からなかったので、松山さんが“真っすぐかな?”って言ったので、“真っすぐです”って言ったら入りました」と笑顔。急きょ決まった大役を終えて「緊張はめっちゃしました。決まってから寝られなかったです。きょうも寝られなかったです」と振り返った。

 松山の凄さについては、「全部凄かったです。非の打ちどころがないというか、ショットも上手いしゴルフも凄いですし、ここで10年以上やられているので経験もあるのでコースも全部分かっているわけで、自分は横を歩いていただけで申し訳ないんですけど優勝させてもらいました」と話した。次戦からは早藤キャディーが戻ってくる予定で、久常涼に今季帯同していた田渕キャディーは今大会を終えて帰国するという。

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