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ワタガシペア解消決断は「東京の時にパリが集大成という感覚だった」ジャパンオープン前日会見

2024年08月19日 12:13

バドミントン

ワタガシペア解消決断は「東京の時にパリが集大成という感覚だった」ジャパンオープン前日会見
ジャパンオープン前日会見に出席した渡辺勇大(左)と東野有紗 Photo By スポニチ
 バドミントンのジャパンオープンは20日から横浜アリーナで開催される。19日に試合会場で前日会見が行われ、パリ五輪混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大(27)、東野有紗(28=BIPROGY)組が出席した。
 東京五輪、パリ五輪と2大会連続銅メダル獲得の快挙を達成したワタガシペアは16日に今大会を最後のペアを解消することを発表したが、渡辺は「東京五輪が終わった時にパリ五輪が集大成になるという感覚で2人はいて、それ(発表)がパリ五輪が終わったというタイミングだったという話です」と説明。初出場した東京五輪時に、パリ五輪後のペア解消を決めていたことを明かした。

 今後については、東野は「新しい挑戦として、女子ダブルスで桜本選手と組んでいこうと思っている。難しい挑戦になると思うけど、ロス五輪を目指して頑張る」と桜本絢子とのペアで女子ダブルスでの28年ロサンゼルス五輪出場を目指す意向を示した。

 渡辺は混合ダブルスを継続することを発表しているが「今後については見通しが立っていないところがあり、ここでお伝えすることが難しい。選手としてプレーを続けていきたい」と新パートナーについては明言しなかった。9月の全日本社会人選手権(鳥取)には、世界ジュニア女子ダブルス優勝の田口真彩(18=ACT SAIKYO)とのペアで出場する予定だ。

 ワタガシとして最後の大会となるジャパンオープンでは2連覇を目指す。東野は「自分たちらしいプレーを最後に見せたい。思い切り楽しんで、観客も楽しんでもらえるようなプレーができればいい」と抱負を語り、渡辺は「混合ダブルスを引っ張ってきたと少しは思っているので、それに恥じないゲームが最後にできたらいい」と意気込んだ。

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