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22歳の金子駆大が3差3位浮上 ツアー初優勝へ「今日みたいなプレーができればチャンスはある」

2024年09月14日 17:15

ゴルフ

22歳の金子駆大が3差3位浮上 ツアー初優勝へ「今日みたいなプレーができればチャンスはある」
金子駆大 Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー ANAオープン第3日 ( 2024年9月14日    北海道 札幌GC輪厚C=7066ヤード、パー72 )】 10位から出た金子駆大(22=NTPホールディングス)が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算14アンダーで首位と3打差の3位に浮上した。
 ショーン・ノリスの62にはかなわないが、風の中で出したボギーなしの66は評価に値する。金子は「今日はパットが凄く良かった」とうなずいた。

 2番で2・5メートルのパーパットを沈めて「流れに乗れた」。続く3番で7メートルのバーディーパットを沈めると、4番も決めて連続バーディーで加速した。10番では残り170ヤードから7Iで3メートルにつけてスコアを伸ばした。

 高校3年時の20年にプロテストに挑戦し一発合格。昨年、日本オープンで3位になるなど頭角を現し、初の賞金シードを獲得した。今年は6月のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品の2位をはじめ4度トップ10に入っている。

 久常涼とは誕生日が4日違いで小学生の頃からの友人。昨年、欧州ツアーで初優勝し、新人王に選出された盟友の活躍に刺激を受けており「来年か再来年には海外に挑戦したい」と野心を口にする。

 22歳と若いが、安定感が光る。今季10試合以上出場している選手で全試合予選通過しているのは平田憲聖と金子の2人だけ。1歳上の平田とは仲が良く、2週前のフジサンケイ・クラシックでも練習ラウンドをともにした。週明けにも会食を予定しており、2週連続優勝の平田と自身の初優勝を祝うことができれば最高だ。

 初の最終日最終組から3打差を追う。勝てば15年大会で石川遼が樹立した24歳3日の大会最年少優勝記録を更新する。金子は「今日みたいなプレーができればチャンスはある」と自信を漂わせた。

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