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スノボ平野歩夢 26年冬季五輪で連覇目指す「気持ちが芽生えてきた」 昨年はあばら10本骨折も

2024年09月14日 16:30

スノーボード

スノボ平野歩夢 26年冬季五輪で連覇目指す「気持ちが芽生えてきた」 昨年はあばら10本骨折も
五輪連覇を目指す考えを明かした平野歩夢 Photo By スポニチ
 スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で22年北京五輪金メダリストの平野歩夢(25=TOKIOインカラミ)が14日、地元の新潟県村上市で行われた「村上スノーリサーチ&トレーニングセンター」の竣工イベントに出席。今後の目標について「やっぱり2連覇目指したいな、という気持ちが芽生えてきた」と26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪での金メダルを目標とすることを明言した。
 14年ソチ五輪と18年平昌五輪では銀メダルを獲得。北京五輪では少年時代からの憧れていたション・ホワイト(米国)を破り金メダルを手にした。夢をつかんだこともあり、この日、行われたユニクロの次世代育成イベントでは子供たちの前で「モチベーションがあるのかな、というところまで来てしまっているところもある」と正直な胸中を吐露。「去年はあばら10本同時に折れてしまった」と苦しい日々を過ごしていたことも明かした。それでも「なんか終わりがないような感じもするんですけど、その終わりがない先の道を自分が作り続けていければ」という境地に至ったという。

 イベントが行われたのは世界初となるハーフパイプ(HP)のエアーを再現できる屋外型トレーニング施設。平野も意見を出したり試技を繰り返したとあって「今まで海外に行かないと世界クラスの練習ができない状況だった。これからこの場が世界一の練習環境になってくると思う」と感慨深げな様子だった。

 この日は子供たちの前でトリプルコークなどのトリックを披露。「次も頂点狙って日々練習しているトリックとか、自分自身の成長をまたみんなに見せられたら」と五輪に向けてさらに高みを目指す考えを示した。

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