今季初の30代女王イ・ミニョン「30代の選手たちに力をあげたかった」優勝パット「鳥肌が立った」

2024年10月20日 15:12

ゴルフ

今季初の30代女王イ・ミニョン「30代の選手たちに力をあげたかった」優勝パット「鳥肌が立った」 — ＜マスターズGCレディース最終日＞　スポーツニッポン新聞社・小菅洋人社長から、イミニョン選手に副賞のパールネックレスが贈呈される Photo By スポニチ

【女子ゴルフツアー　NOBUTA　GROUPマスターズGCレディース最終日（ 2024年10月20日兵庫県　マスターズGC＝6506ヤード、パー72 ）】最終ラウンドが行われ、イ・ミニョン（32＝韓国）が14アンダーで2年ぶりのツアー優勝を果たした。ミニョンはツアー通算7勝目。畑岡奈紗（25＝アビームコンサルティング）、岩井明愛（22＝Honda）と終盤までもつれ込んだ接戦を制し、今季30代初の優勝者となった。

　3日目に今季30代の優勝者がいないことを知ったことを明かし、「黄金世代とかダイヤモンド世代とかいろんな世代がありますけど、私が優勝して30代の選手たちに力をあげたかったです」と語った。

　最終18番、少し距離が残ったパーパットを沈めると、安どの表情。「久しぶりの優勝なので、今もまだ、どういう気持ちか分からないです」。最後のパーパットについて「外してもいいと思って。（外しても）いいじゃないという気持ちでした」と振り返り、入った瞬間は「鳥肌が立ちました」と笑った。

　約2年ぶりの頂点。「最近、飛距離も落ちてるし、もともとショットが強かったのにショットが弱くなって結構大変でした」。この日は強風とも戦い、「自分のリズムだけ悪くならないように頑張りました」と、うなずいた。

　また、16番のピンチでもパーを拾い、「スーパーパーセーブは昨日もラッキーなアプローチが多かったので、今日もまたラッキーで、今週はラッキーパーティーでした」と笑みをこぼした。

　表彰式では大会アンバサダーを務めるイ・ボミさんからチャンピオンブレザーを贈呈された。