モイヤー 好投も最年長勝利ならず!

2008年10月27日 06:00

野球

 【フィリーズ5-4レイズ】フィリーズの左腕モイヤーが、45歳11カ月の史上最年長でワールドシリーズ初登板。救援陣が追いつかれポストシーズン最年長勝利こそ逃したが、老練な投球で6回1/3を5安打3失点。7回1死三塁の降板時には4万5900人の大歓声が球場を揺らした。
 「描いていた夢を、超越するような舞台だった。とにかく試合に勝てて興奮している」。7回、クロフォードの一塁線へのバントに飛びつき、倒れ込みながら必死のグラブトス。一塁のハワードも機転を利かせて素手で送球をつかんだ。微妙な判定はセーフとなったが、地元ペンシルベニア州出身の大ベテランのハッスルプレーにスタンドが沸いた。

 今ポストシーズンはここまで2戦2敗。特に前回12日のドジャース戦は2回持たずに6失点KOを食らっていた。「ブルペンからテンポいい投球を心がけた。ストライク先行を意識し、この大歓声の後押しを受けられた」と通算246勝左腕は夢舞台で復活を果たした。次回登板機会があるとすれば、30日の第7戦。準備だけは整えながら、ベンチから声援を送り続ける。

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