データ野球進歩したメジャー 11年から変則シフト10倍に

2018年04月21日 05:30

野球

データ野球進歩したメジャー 11年から変則シフト10倍に
6回2死一塁、大谷シフトを敷くレッドソックス内野陣 Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス2―8レッドソックス ( 2018年4月19日    アナハイム )】 メジャーでは打球方向などデータ分析の進歩により、近年はどの球団も変則的な守備シフトを敷いている。野球統計学の第一人者、ビル・ジェームズ氏によると、11年はメジャー全体で2350回だったシフトは、昨年は2万6705回と、6年前から約10倍に増加。14年にはドジャースが一、二塁間に内野手4人を配置したこともあった。シフトの効果も具体的な数値として出ている。昨年は346点を防いでおり、100回のシフトにつき、平均1.30点をセーブしたことになる。
 一方で、変則シフトについては、「得点が入らず、野球がつまらなくなる」「守備位置を移動するのに時間がかかる」など批判的な声も多い。ロブ・マンフレッド・コミッショナーは「極端なシフト禁止」をルール化することも示唆している。

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