雄星、気迫の開幕4連勝!折れたバット直撃も続投8回5失点

2018年04月21日 05:30

野球

雄星、気迫の開幕4連勝!折れたバット直撃も続投8回5失点
8回2死満塁、井上の折れたバットが菊池の右足のすねに当たる Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武9―8ロッテ ( 2018年4月20日    メットライフD )】 不屈の続投だった。同点の8回2死満塁。西武・菊池は井上のバットをへし折ったが、そのバットが右膝を直撃。膝を折って、顔をゆがめた。力ない打球は右前への2点打となり、勝ち越された。
 「痛みはあったけど、投げられる範囲だった。あとアウト1つだったし」。一度ベンチに下がったが、マウンドに戻ってきた。そして後続を断った。8回5失点も、エースの気迫に打線が応えた。

 8回から8点差を逆転サヨナラ勝ちした18日の日本ハム戦に続き、2試合連続で8回に猛攻。一挙6点を挙げ、逆転した。辻監督は菊池の右膝が「青くなっていた」と内出血しながらの続投だったと説明。「まず同点になって(菊池)雄星の負けが消えて、勝たせてやろうという気持ちが大きかった」と投打の気持ちがかみ合った逆転勝ちを称えた。

 本拠地では、太平洋時代の1973年以来45年ぶりの開幕7連勝。菊池も開幕投手を務め、全て先発で開幕から4戦4勝は球団タイ記録となった。「今日も野手の方に助けてもらっている。次は自分の投球で流れを持ってこられるようなピッチングをしたい」。拾った白星を次の快投につなげる。 (春川 英樹)

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