プロ11年目の金字塔 宮西、マウンドでは「足震えながら投げた」

2018年06月30日 17:06

野球

プロ11年目の金字塔 宮西、マウンドでは「足震えながら投げた」
<日・オ>巨人・山口鉄に並ぶ最多273ホールドを記録して、通算600試合登板も達成した宮西はマウンドでフォトセッション。(撮影・高橋茂夫)  Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム5―2オリックス ( 2018年6月30日    札幌D )】 日本ハムの宮西が、5−2で迎えた7回1死一塁から2番手として登板。2者を打ち取り、通算600試合登板でプロ野球歴代1位タイとなる273ホールドを記録した。
 マウンドを降り、ベンチ前で出迎えた仲間と笑顔でハイタッチを交わした宮西。試合後のお立ち台でも「まさか自分がここまで来られるとは思っていなかったので、うれしい」と再び笑顔を見せた。

 「(先発の)高梨が試合をつくってくれたので。いつも通り投げられた」と振り返ったが、それでも記録がかかったマウンドではプレッシャーも感じていたという。「失敗したくないので、足震えながら投げていました」と本音も。

 プロ11年目で達成した金字塔。「勝ちパターンで使ってもらえているので監督に感謝したいです」と指揮官への思いを口にしつつ、単独1位となる274ホールドへ向け「チームメートの力も必要ですから。明日もお願いします!」と仲間に呼びかけスタンドを沸かせた。

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